バス釣りをしていてふとバスは普段どんな魚をたべているのかな?と疑問に思ったことはありませんか。
またルアーを見て『このルアーなんの魚なんだろう?』と考えたことがあります。
私は初めてワームをみたとき『こんな得体のしれない魚を琵琶湖で見たことないよ!』
とツッコミを入れてしまいました。しかしバスが釣れたのです!
『ワームはそもそも何の魚ににせているのだろう?ミミズ??』
ふと疑問に思ったことからベイトフィッシュについて調べるようになりました。
季節によって変わりますがブラックバスも普段は水中にいる小魚を食べて生活しています。
ブラックバスがその時々で食べている餌となる小魚(ベイトフィッシュ)の動きや生態を理解すると、
ルアーを選ぶ基準となり、
そんなベイトフィッシュがたくさん生息しているスポットは間違いなく捕食者のブラックバスもいるはず!
あたりがなく行き詰ったときの突破口になるかもしれません!
ブラックバスはなにを食べているの?
ブラックバスは肉食性で、
食べる物は魚類がほぼ7割を占めついで甲殻類が2割近く、
この両者で9割近くを占めているという報告があります!
ブラックバスはなんでも食べる!とよく聞きますが、
私の経験からいっても本当になんでもよく食い付きます。
琵琶湖の固有種のアユをよく食べるので漁獲量が減っているというニュースを見たり、
キャッチアンドリリーズが禁止されている点からもブラックバスは大食漢です。
水中にいる魚だけでなく湖面から張り出した枝にとまっている虫を
ジャンプしながらキャッチしたり、食べることへの執着心はピカイチです!
水中だけでなく湖面すれすれトップウォーターのバスを狙う時、
目の前でルアーを咥えるさまは興奮すること間違いなしです!
ベイトフィッシュの種類と生態パターン
ベイトフィッシュにはほんとにそれぞれの特徴とパターンがあります。
【アユ】
琵琶湖での主要ベイトフィッシュ!
琵琶湖で生活するアユは河川に遡上して、一般的なアユとして生活するものと、
川に遡上せず湖で生活するものに分かれ、メインのベイトとなるのは後者の湖で生活するアユです。
10㎝前後で縄張りを作らず群れで行動します。
秋に産卵の河口付近し周遊する氷魚(アユ)を
食べにやってくるバスをサスペンドシャッドなので釣るのがおすすめです!
【ワカサギ】
河口湖や霧ヶ峰では気温の落ち込む11月頃〜3月頃にワカサギを捕食します。
ワカサギは群れで行動し棚ができるのでワカサギを捕食している時期は狙う高さと、
どんなルアーがベストかを考えるのがバスフィッシングの楽しさですよね。
ワカサギは主に浮遊しているプランクトンなどを捕食している事が多いようなので、
ルアーをあまりボトムバンプさせないで、
ルアーの動きでバスを反応させるようにリトリーブします。
【ゴリ】
淡水産のハゼ類のゴリ。
ヌルっとした見た目で一年中生息している魚です。
幼いころに空き缶を沈めて捕まえていました。
ゴリには吸盤があり跳ねるように移動するので、
あまり派手な色のルアーは使用せず似た色味のルアーを使用したほうがいいでしょう。
【エビ】
私のお友達はスッポンの餌にエビをアミで捕まえにいっています。
それくらい意外に簡単に捕まえることができ、
エビがいるスポットさえわかれば生きた餌となる為大変重します!
釣り方は尾にます針をつけて浮き釣りにし、
バスが目視できる場合は目の前に投げ込むとよく食い付きます。
【カエル・オタマジャクシ】
バスはオタマジャクシだけでなくカエルもよく好んで食べます。
夏場の暑い時期人間同様バスも暑さをしのぐため、
日陰のハスやヒシモなどで覆いつくされたような場所で休んでいます。
そのような場所ではカエルの形を模したフロッグタイプのルアーがおすすめ!
またカエルは雨の日に活発に行動する生き物なので、
梅雨の時期や雨の日は魚型のルアーからフロッグタイプに変えてみるといいかもしれません
【虫】
小魚の少ない野池やコバスの多い場所ではメインベイトとなる場合があります。
ヤゴのような水中にすんでいる虫や水面近くのトンボや毛虫・セミなどもバスは食べます。
本当になんでも食べるブラックバス…脱帽です。
虫系のルアーを水面に漂わせると食い付く瞬間も見ることができるので、魚の少ない釣り場ではお試しください。
まとめ
・釣り場と時期を考えてベイトフィッシュに似せたルアーを選ぶ
・ベイトフィッシュのいるところにはバスがいる!
・バスはなんでも食べるので湖面や水面のわずかな変化に敏感に反応し観察してみる
バスを探す前に餌となるベイトフィッシュがなになのかを考え探してみると、
ルアーやラインの選択も選びやすくなります。
自然が相手の趣味なので魚群探知機等は裏技なのかもしれませんが、
ワカサギなどの魚群を発見できると必然的にそのまわりにはバスがいます!
なんでも食べるブラックバス!おなかの中をのぞいてみるのも楽しいかもしれませんね。
私は女性なので、バスを釣るのは大好きですがちょっと血なまぐさいのは苦手なので、
なにを食べているか五感で感じ取りたいと思います。